ネタバレ【ブルーロック】第2話「入寮」青い監獄の常識
出典:ブルーロック コミックス1巻
【ブルーロック】 第2話『入寮』
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目次
あらすじ
日本フットボール連合公認コーチ
絵後甚八は、日本がW杯優勝に必要なエゴイストFWの育成を開始!
主人公・潔世一は、高校サッカーの無名FW。全国大会を懸けた試合に、惜しくも敗れてしまう。落ち込む潔のもとに、日本フットボール連合からの”強化指定選手”としての招待状が届く。手紙で指定された集合場所に赴くと、潔を含めて300人の18歳以下のストライカーが全国から集められていた。コーチを名乗る男・絵後甚八は日本がW杯優勝するためには革命的なエゴイストFWが必要で、300人のFWの中からたった1人の英雄を誕生させるという。最初は動揺していた少年たちも絵後に論破されることで、全員がプロジェクトへの参加を表明した。プロジェクト遂行のため施設、青い監獄での生活がいよいよ始まる!潔は300人の中から、生き残れるのか!?
初登場人物
出典:ブルーロックコミックス1巻
蜂楽 廻(ばちら めぐる)
出典:ブルーロックコミックス1巻
國神 錬介(くにがみ れんすけ)
出典:ブルーロックコミックス1巻
雷市 陣吾(らいち じんご)
出典:ブルーロックコミックス1巻
久遠 渉(くおん わたる)
出典:ブルーロックコミックス1巻
伊右衛門 送人(いえもん おくひと)
出典:ブルーロックコミックス1巻
今村 遊大(いまむら ゆうだい)
出典:ブルーロックコミックス1巻
成早 朝日(なるはや あさひ)
出典:ブルーロックコミックス1巻
我牙丸 吟(ががまる ぎん)
出典:ブルーロックコミックス1巻
五十嵐 栗夢(いがらし ぐりむ)
出典:ブルーロックコミックス1巻
千切 豹馬(ちぎり ひょうま)
本編
寮に向かうということ以外何も伝えられずに
バスに乗せれて山を超えた先にそれはあった
これが”青い監獄”俺のサッカー人生が変
わる場所
バスから降りると
携帯や財布が全部没収され、1人ずつにユニフォームが配られる
潔のユニフォームの肩には、
*299/Zという番号
指定されたアルファベット”Z”の部屋に入ると
潔含めて12人のメンバーが居た
「今部屋にいるメンバーはルームメイト
であり高め合うライバルだ」
*ユニフォームに記載されている数値
- 絵後の独断と偏見で数値化されたランキング
- ランキングは日々変動する
- トレーニングや試合の結果でアップダウンする
- ランキング上位5名は無条件でUー20W杯FW登録選手とする
- ”青い監獄”で敗れ帰る奴はこの先一生日本代表に入る権利を失う
ここで勝ち上がるのに必要なのは”エ
ゴ”だ
今からその素質を測るための入寮テストを開始する
出典:ブルーロックコミックス1巻
オニごっこのルール
- 制限時間は136秒
- ボールに当たった奴が”オニ”となる
- タイムアップの瞬間に”オニ”だった奴1人が帰る野郎です
- ハンド禁止(手を使うこと)
”オニごっこ”はプロもウォーミングア
ップで行うトレーニングだが
これはストライカーの本質を見極めるた
めに俺が考案した「エゴイズムテスト」
覚悟して戦え、これはただの”オニごっ
こ”ではない
ーサッカー人生を懸けた”オニごっこ”ー
ー開始ー
ランク300/Z
最底辺の五十嵐がオニでスタート
「寺の息子として生まれ、将来は寺を継
ぐ運命!」
「そんな決められた人生が嫌で、親父と
プロサッカー選手になれたら継がなくて
いってて約束したんだ!今負けたら一生
寺の坊主…」
「バカげてる、こんな遊びがトップト
レーニングだとは思えない」
「俺は絵心を否定するためにここに参加
したんだ」
「絵心甚八に俺の未来を潰されてたまる
かよ…!」
闇雲にもボールを蹴る五十嵐
だが、そう簡単にオニから抜けることはできなかった
そんな必死の中、寝ている1人のプレイヤーを見つけそれにターゲットを絞るが…
出典:ブルーロックコミックス1巻
「ファウルだろ!!こんなの試合だった
ら一発退場だ!」
「禁止なのはハンドだけでしょ?」
「汚いやり方は嫌いだ正々堂々戦え」
出典:ブルーロックコミックス1巻
一瞬の隙を狙って五十嵐から国神にオニが変更
汚いやり方が嫌いな国神はボールをぶつけた五十嵐を狙いボールを撃つ
が…ボールは潔に当たってしまう
ラスト1分
全国から集められた選手なだけあり身体能力も高い。テキトーに蹴っても当たるはずもなく時間だけが経過していく
”当てなきゃ、サッカー人生が終わる
こんなとこで終わりたくない”
潔は狙うなら自分よりランキングが低い五十嵐に的を絞る
「うぉらぁ!!後1分なら全力じゃ
あ!!逃げ切ったるぜぇぇ!!」
ラスト45秒
「”オニごっこ”で俺の未来決まんの
かよ!?」
「俺はまだサッカーを続けたい…」
「夢を終わりにしたくない…!!」
「なんでもいい…勝ちたい」
蜂楽が国神の後ろから巻きつき
潔に「チャンスだよ〜」
卑怯なやり方が嫌いな国神は
蜂楽を放り投げるが
放り投げた先にいた五十嵐と衝突してしまい
その衝突した衝撃で五十嵐の左足首が捻挫してしまう
出典:ブルーロックコミックス1巻
ーラスト21秒ー
このときオニである潔にとっては幸運極まりない場面
「俺は初めて本当の意味で理解した」
「勝つってことは負ける奴がいるっ
てことで、俺がその夢を叶えるってこと
はそれはつまり…」
「誰かの夢を終わらせるっ
てことだ」
潔は生き残る選択を選び
五十嵐にボールを当てる決意をした様に見えたが…
出典:ブルーロックコミックス1巻
ーラスト15秒ー
「違うな…」
「俺は世界一になりにきてんだよ…」
”このままじゃ今までと同じだ自分よ
り強い奴に勝たなきゃ”
「何も変われない!!!」
ーラスト10秒ー
「イイねキミ、潰すなら一番強い奴っし
ょ♪」
オニの潔から自らボールを奪いオニとなる蜂楽
このチームZの中で一番ランクが高い奴とは
ー吉良涼介ー
ボールを潔から奪った蜂楽は
吉良を目掛けてボールを蹴る
ボールから避けた吉良に対して、蜂楽は蹴りを入れようとするが
さすが、期待の高校生吉良はそれも回避する
ーラスト5秒ー
壁に反射したボールを狙って蜂楽が蹴るが
ふんわりした山なりのキックミスに思えるボールの先には
ーラスト3秒ー
そう!潔!!
「一番…強い奴…」
ーラスト2秒ー
出典:ブルーロックコミックス1巻
「…潔…くん?何…やってんの?」
「急にボールが…来たから…」
「敗れた者は出ていけ!吉良涼介失
格!!」
「フザけんなよ、こんな遊びでなんで俺
が」
「俺みたいな才能ある奴の将来が潰され
なきゃなんねぇんだよ!?」
「俺は日本サッカー界の宝だぞ!?
あ!?」
「俺より五十嵐くんとか潔くんのが才能
あるってのか!?あ!?」
「そもそもこんな”オニごっこ”に何の意
味がある!?サッカーと何の関係がある
んだよ!?」
「”青い監獄”にサッカーと関係ないこと
なんか1つもねぇよ」
「周りをよく見ろエリート凡人」
- その部屋の広さは16.5×40.32mペナリティエリアと同じサイズ
- 逃げる側には対人感覚・駆け引き・ポジショニング
- オニ側にはドリブル精度・狙い撃てるキックのクオリティ
- 1試合の中で1人のプレイヤーがボールを保持できる平均時間は136秒
「これは立派なサッカーのトレーニング
だ」
「全てのゴールの75%はこの中から生
まれるストライカーの仕事場だ。つまり
ここでの身体捌きがストライカーの価値
を決める」
「そんな戦場で生き残れない人間にス
トライカーの才能はない」
「で…でもラスト10秒じゃどうしよう
も…!」
「お前は試合でも同じことを言うの
か?」
「思い出せ、お前がボールを当てられた最後の瞬間…時計はまだ1秒残っていた…」
「動けない五十嵐に当てれば生き残れたんだ」
「それをお前は見逃した」
言わば、試合終了間際ラストワンプレー味方のシュートはゴールを外れお前を直撃した
その瞬間にお前は諦めて敗北を覚悟した
「だから気が付けなかったんだ」
「偶然にも目の前にこぼれる玉に…ほん
の少し脚を伸ばせば届いたハズの勝利
に」
ストライカーとは
- 全責任を負い
- 最後の1秒まで戦う人間
- 倒れた五十嵐じゃなく自分よりランキングが上の奴を倒そうとした潔世一
- そこからボールを奪い一番強い者を倒そうとした蜂楽廻
「それこそが集団の常識に左右されない己のためだけの勝利への執念であり…」
「俺が求める…ストライカーのエゴイズムだ」
「そこから逃げたお前の負けだ吉良涼介
帰れ」
出典:ブルーロックコミックス1巻
「吉良くんのサッカー人生を僕が終わら
せた…?」
「なのに、なんで俺はこんなに昂って
る…!?」
「蜂楽あのまま俺が蹴らなかった
ら失格だったんだぞ?」
「だって蹴ると思ったんだもん」
「潔を信じた俺の勝ち♪」
「こんな理不尽なことがこの先も続くの
かよぉ…」
「理不尽…?」
「理不尽ですよこれが勝負の世界ですか
ら」
「ワールドクラスのストライカーはこん
な勝負の日常を命がけで生き抜いてい
る」
「どうですか生まれて初めて人生を懸け
て戦った気分は?」
「ビビっただろ?しびれただろ?これ
が”青い監獄”の常識だ」
出典:ブルーロックコミックス1巻
「おめでとう”青い監獄”入寮テスト合格
だ」
「部屋にいるのは11人運命共同体…」
「時に協力し、時に裏切り、夢を削り合
うライバル」
「”青い監獄”チームZだ」
感想と考察
第2話でまさかの脱落者!
日本サッカー界の宝と呼ばれ絵心甚八を否定する為、
参加した吉良涼介がまさかの最初の青い監獄からの敗退。
いや〜完全にこの物語上では欠かせないTHE高校生だと思ってたら
最初に脱落させてしまうのは正直衝撃です。
🤔負けを痛感した時の吉良の表情…どこかのタイミングで再登場しそうな予感!
🤔絵後が圧倒的ストライカーの反対でチームワークのサッカーで勝負!?みたいな!
” エゴイズムテスト”も全てサッカーに直結していたことが判明した時は痺れましたねぇ〜
そして1人の脱落者が決まり、部屋に残った勝者11人!チームZ!
🤔運命共同体のイレブンに今後待ち受ける試練はどんなものなのか!?
🤔ライバル!裏切り…!?裏切りって何っ!!
今後の展開が気になって仕方がありません!
ご清聴ありがとうございました!
ブルーロック
原作:金城 宗幸
漫画:ノ村 優介
出版社:講談社
掲載誌:週刊少年マガジン