自分だけの漢方薬!なぜ、自分だけの薬になるのか簡単に解説!
「メリット、デメリットは?」
「自分だけの漢方薬って?」
「どんなことを医師と話すの?」
言葉だけが広まっている漢方に対してまだ疑問は多いと思います。当然、分からないものは難しそうや手が出しづらいですよね?
自分自身が知識0からのスタートだったので、その気持ちは十分に理解できます。
私自身は改善策の幅を広げようと思って漢方について情報を集めました。そんな0スタートだった私が本当に必要なこと、コレを知って欲しい!という内容を何も分からない方向けにまとめてみています。
”自分だけの薬”というのは自分だけの武器を持った感じで嬉しいですよ?
では、ここから本題にいきます!
前回の記事で「漢方」=「漢方薬」ではなく、漢方という大きいジャンルの中に漢方薬が含まれていて、他に鍼灸や薬膳も漢方の中に含まれている。という内容から、漢方薬の特徴や現代医学との比較、漢方の基本知識をご紹介させて頂きました。
読んでない方はぜひチェックしてみて下さい。
3分で読み終わります。↓↓↓
yohd-walkaround.hatenablog.com
漢方薬のメリットとデメリット
メリット
- 体質による症状にも効果が期待できる
- 早期の段階で治療が始められる
- 末病…例)ニキビ・便秘・不眠
- 検査値に現れない不調…例)更年期障害
デメリット
- 目に見えて評価しづらい
- 使用するまで自分に合うか分からない
自分に合った漢方薬を探す
医師は漢方特有の「ものさし」でその人に合った漢方薬を選んでくれます
漢方薬はその人の体質や症状に合ったものでないと効果を十分に発揮できません。
医師はそのものさしでその人の体質を見極めます。
ただし、こういった診断には患者側の協力が必要不可欠です。
漢方で診る「体質」とは
漢方には理論に基づいたものさしがあります。
【証】と【気・血・水】の二つです。
【証】(しょう)
人の状態を表すもの。
(体質・体力・症状の現れ方mなどの個人差、体格などの要素から判別します)
漢方では、証に合わせて漢方薬が処方されます。
つまり、同じ症状でも”証”によって違う漢方薬が処方されます。
自分と同じ症状の人が同じかんぽうやくを飲んでも、効果が期待できない可能性があるのは、こういった理由があるからです。
「証」の大きな分け方として「虚・実」があります。
虚証(きょしょう)・実証(じっしょう)
※証に関係なく、症状などから判断して漢方薬を処方する場合もあります。
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【気・血・水】
「気・血・水」は不調の原因を探るものさしです。
漢方では「気・血・水」の3つの要素が体内を上手く巡ることによって健康が維持されまます。
これらが偏ったり、不足した時に障害が起きてくると考えられています。
その為「気・血・水」の状態を診てどこに問題があるのかを探っていきます
※「気・血・水」に関係なく症状から判断して処方する場合もあります。
引用:saishunkan.co.jp
気の不調
血の不調
水の不調
漢方は「証」「気・血・水」が重要
漢方では、「証」と「気・血・水」の2つのものさしを診て処方を決めていきます。
この2つのものさしを診断する為に行われるのが「四診(ししん)」です。
医師はこうしてその人に最も最適な漢方薬を選定してくれます。
※こういった診断をしない場合もあります。
四診とは
望診(ぼうしん)
顔色や表情、態度、姿勢、体型などを診ます。
舌を診る「舌診」(ぜっしん)をする可能もあります。
聞診(ぶんしん)
声の大きさやトーン、話し方、咳の出方、痰の様子呼吸音などを聞く診察です。
体臭や口臭を嗅ぐこともあります。
問診(もんしん)
自覚症状やこれまでにかかった病気、食べ物の好みライフスタイル、仕事、月経の様子など様々なことを聞きます。
切診(せっしん)
体に触れてその状態を診断します。
大きく分けて脈を診る「脈診」とお腹を見る「腹診」があります。
以上の様に自分に合った漢方薬を見つける為には医師とコミニュケーションをよくとって患者と医師と二人三脚で治療に取り組んでいくことが大切です。
まとめ
「証」や「気・血・水」、「四診」など項目は多い様に感じますが、医師からの質問に正直に答えるだけなのでなんの面倒もありません。
その他にも、「陰陽論」 「五行説」などあるんですが正直知らなくても大丈夫です。
この二つは後で説明します。今、少しでも漢方に興味ある方には私の記事で十分です!
ですが、後々この2については説明します。
ここまで御拝読ありがとうございます。